屋根の素材とは?:メリット・デメリットをご紹介!

2024/7/19 01:00

屋根材の素材について

屋根材には様々な種類の素材が使われており、それぞれにメリットとデメリットがあります。

そこで今回は、屋根材に使われている素材についてご紹介します。

ぜひ屋根の素材を選ぶ際の参考にしてください。

素材を選ぶ際に重要なポイント

まずは選ぶ際の主なポイントが大きく3つあります。

・価格

屋根のリフォームは工事自体が高額になりがちな上、素材によって価格が大きく変わります。

・デザイン

屋根はお家の印象を大きく左右する部位なので、デザインにこだわる方は素材にこだわる必要があります。お家の雰囲気も考慮してお選びください。

・ 耐久性

屋根の耐久性も素材によって大きく変わります。

屋根は常に日光や雨風にさらされるため自然現象の影響を大きく受けますが、耐久性が高いとこうした影響を受けにくく劣化しにくいです。

またメンテナンスの頻度を低くしたい場合、耐用年数の長い屋根材を採用することがおすすめです。

屋根材の素材は、スレート・金属・瓦・アスファルトシングルの大きく4つに分けられます。それぞれについてご紹介します。

スレート

粘板岩という貴重な石を板状にした天然スレートと、セメントに繊維を混ぜて板状にした化粧スレートがあります。天然スレートは非常に高価なため一般的に住宅に用いられているのは化粧スレートで、ここでも化粧スレートについて述べます。

耐用年数は20〜25年程度です。

スレートには次のようなメリット・デメリットがあります。

スレートのメリット

  • 他の屋根材と比較して安価で施工できる

  • セメントでできているため、耐火性・断熱性に優れている

  • 最も普及しているため、施工できる業者が多い

スレートのデメリット

  • 外部からの衝撃に弱く割れやすい

金属(ガルバリウム鋼板)

金属屋根として主に使われているのはガルバリウム鋼板で、表面にアルミニウム・亜鉛・シリコンをメッキした鋼板です。今まで用いられていた金属屋根の錆びにくさを克服した屋根材で、耐用年数は30〜40年程度です。

既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねて葺くリフォーム方法であるカバー工法では、ガルバリウム鋼板が新しい屋根材としてよく用いられます。

ガルバリウム鋼板には次のようなメリット・デメリットがあります。

ガルバリウム鋼板のメリット

  • 防水性や防火性が高い

  • 加工しやすい

  • 軽量なため同じ躯体の住宅で比較した場合、耐震性が高い

  • 勾配の小さい屋根でも施工できる

ガルバリウム鋼板のデメリット

  • 断熱性・遮音性が低い

  • 凹みやすい

なお断熱性や遮音性に関しては、断熱・遮音機能がついた塗料を塗装したり断熱材・遮音材がセットしたものを用いたりすることで対策することができます。

屋根瓦は素材によってセメント瓦と日本瓦に大別されます。

日本瓦は表面に塗装処理をしていないため塗装のメンテナンスは不要ですが、セメント瓦は塗装処理を行っているため、定期的に塗装を行う必要があります。

・セメント瓦

セメント瓦はセメントと砂を混ぜて作った瓦で、プレスセメント瓦やプレスセメント瓦よりもセメントの割合の少ないコンクリート瓦があります。次にご紹介する日本瓦より安価なためかつて人気だった屋根材で、耐用年数は30〜40年程度です。

セメント瓦には次のようなメリット・デメリットがあります。

セメント瓦のメリット

  • 耐火性が高い

  • 日本瓦よりも安価で瓦を施工できる

  • 断熱性・遮音性が高い

セメント瓦のデメリット

  • 重量があるため、躯体がしっかりしていないと耐震性が低くなる

  • 定期的な塗装メンテナンスが必要になる

  • 吸水性が高いため、カビやコケが発生しやすい

・日本瓦

粘土を焼き上げて固めた屋根材のことで、粘土瓦とも呼ばれます。

日本瓦には次のようなメリット・デメリットがあります。

日本瓦のメリット

  • 耐久性が高い

  • 耐火性が高い

  • 防水性が高い

  • 断熱性が高い

日本瓦のデメリット

  • 重量があるため、躯体がしっかりしていないと耐震性が低くなる

  • 価格が高い

アスファルトシングル

ガラス繊維にアスファルトをコーティングして表面に石粒を接着したシート状の屋根材で、耐久性は20〜30年程度です。

アスファルトシングルには次のようなメリット・デメリットがあります。

アスファルトシングルのメリット

  • 耐久性が高い

  • 割れにくい

  • 軽量なため同じ躯体の住宅で比較した場合、耐震性が高い

  • 対応できる屋根の形状が多い

アスファルトシングルのデメリット

  • 軽量ため、風で飛びやすい

  • 表面に施した石が落ちやすい

  • 水捌けが悪いためカビやコケが発生しやすい

  • 施工できる業者が少ない

素材の比較

初めに述べた3つのポイントを元にそれぞれの素材を比較します。

・価格

紹介した屋根材の中ではスレートが最も安価で、瓦が最も高額になります。比較としては以下の通りです。

スレート>アスファルトシングル>金属(ガルバリウム鋼板)>瓦

・デザイン

デザインはお住まいの住宅の雰囲気に左右されます。例えば、日本家屋にお住まいの方は瓦を葺いた方がお家の雰囲気に合わせることができます。

スレートは塗装によって色を自由に変えることができますし、ガルバリウム鋼板ではメタリックな印象を与えることができます。またアスファルトシングルでは、特有の外観を演出することができます。

・耐久性

紹介した屋根材の中では瓦が最も耐久性が高いです。比較としては以下の通りです。

瓦>ガルバリウム鋼板>アスファルトシングル>スレート

まとめ

屋根の性能や価格は素材によって大きく変化します。

この記事を参考にしてぜひお住まいの屋根の素材をご検討ください。

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